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★Sプランニング ブックレット⑬
知的・発達障害のある人の支援と犯罪ノート
――障害のある人の地域の暮らしを支える

大石剛一郎 編・著
A5判 168ページ 1,320円(税込)

本書「おわりに」よりーーもしも、肉体的あるいは精神的な特徴のために、その社会で生きていくうえで何らかの「支援」が必要な人がいて、その人を社会から排除せず、その社会の中で人間としての尊厳・自由・平等が認められるべきであるとしたら、その「支援」は社会的に保障されるべきでしょう。(中略) さて、そこで、障害のある人への支援については、最大限の努力がなされていると言えるでしょうか。十分でない部分による不都合は社会の皆で分かち合おうとしているでしょうか。そうなっていないとしたら、それは何を意味するのでしょうか。  本書がそんなことを考える礎になれば、と思います。
もくじ
第1章 犯罪を起こさないための支援の必要性、
第2章 知的・発達障害のある人の支援と犯罪、
第3章 障害のある人の被害・加害事件、
第4章 司法へのアクセスについてーー知的障害者と司法手続き・冤罪事件 日本の現状

大石 剛一郎 Kouichirou Ohishi 

1959年東京生まれ。東京弁護士会所属の弁護士。弁護士経験20年余。通常は一般民事事件中心の活動。知的障害者に対する虐待事件、障害者・高齢者施設のオンブズマン活動、第三者委員活動などに関与してきた。成年後見活動にも数件関与している(法人後見を含めて)。最近は知的障害者が加害者になった場合の刑事被告事件手続きについて強い関心を持っている。共著として『シカゴの夜から六本木の朝まで』(Sプランニング発行)

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